高等工科学校~3年生の主要行事~

高等工科学校

当ブログへお越しいただきありがとうございます。

今回は、高等工科学校の3年生が経験する主要な行事について紹介していきます!

3年生は3年間の集大成であるので、行事も内容の濃いものがいくつかありますので、是非最後までお読みください^^

また、3年生は学校行事等で1年生、2年生を取りまとめる役割もあったりするので活躍の場は多いです。

他の学年については、以下の記事をご覧ください。

前期

前期は4月~10月の間となります。

武山登山

3年生に進級した日、つまり4月1日に行われる進級行事です。

1、2年生の主要行事の記事には進級行事という言葉を使っていませんでしたが、1年生は入校式、2年生は銃貸与式と、各学年には進級行事があります。

3年生の進級行事は、武山駐屯地の名の由来である、武山という名の山へフル装備で登山するというものです。標高は206mなので大したことは無いですが、銃持って背嚢背負ってなので、肩と腰が痛かったです…。

朝の4時ぐらいに起床し、登山して山頂にある神社へお参り&写真撮影をして8時前には学校へ戻る

そんな行事です。帰ってきた際には、着校したての1年生と2年生が道路に並んで出迎えてくれます!

体育祭

G.W.直前に授業参観と体育祭があります。授業参観については書くことが特にないので割愛します。

全学年共通の行事で、普通高校の体育祭と大きくは変わらないです。

ただ、自衛官への道(2年生の主要行事の記事を参照)などの自衛隊らしい種目があるなど、特殊です(笑)

3年生はというと、確か騎馬戦?だったと思います。…スイマセン、正直よく覚えてないです(笑)

ですが、体育祭の実行委員会や対称区隊での応援合戦の企画・下級生への指導など、マネジメント面での役割がこれまで以上に求められるため、参加して運営してと、その役に当たっている人はかなり多忙になると思います。

職種学校研修

G.W.休暇が明けてしばらくすると、3年生は職種学校研修というものがあります。

自衛隊には普通科や武器科等の様々な職種があり、高等工科学校の生徒は卒業後にいずれかの職種の自衛官として任官します。

そして、各職種にはその職種に必要な専門知識・技能を教育する学校があり、職種学校研修ではそれらの学校へ行き、各職種がどのようなものなのかを学びに行きます。

なぜ職種学校研修をするのかというと、卒業前に自分の行きたい職種の希望調査をとるのですが、そもそもどんな職種があってそれぞれどのようなことをするのか知らなければ判断できませんよね?

自分が行きたい職種、自分に向いている職種を見つけるための研修となります。

富士野営訓練

7月上旬の初夏に、行われる3年生で最も大規模で最も過酷な訓練となります。

静岡県にある、東富士演習場にて10日間程泊りで行う訓練で、戦闘訓練や築城(塹壕等の作成)など様々な自衛隊の科目漬けの日々を送ることになります。

富士野営訓練

この写真は、戦闘訓練中の様子を区隊職員が撮ってくれていたものです。

基本的には、宿営地でテント暮らしですが、最終日は野宿(仮眠)で早朝に敵の陣地を占領しに行くというのが鉄板です。

その他、おそらく今後することのない飯ごうでご飯を炊く体験などもあり、自衛官としての基礎へ結びつく訓練となります。
内容的には、新隊員教育隊の総合訓練と同等と思われます

創立記念行事(開校祭)

9月には、高等工科学校の創立記念行事が行われます。

全学年共通の行事で、3年生は実行委員会などで下級生へ指示を出したりして運営側へ回ったり、即席のボディビル大会やダンスなどの出し物への参加が増え、忙しくも楽しい開校祭になると思います。

1年生や2年生の時と違い、学校の最高学年であるため、羽目が外れがちになりますが、その分思いっきり楽しむことができます。

後期

後期は11月~3月です。

自衛隊記念日観閲式

全学年共通の行事ですが、観閲式が3年周期で行われるため、在学中1回しか経験できない貴重な行事です。

観閲式へ高等工科学校は学年ごとに分かれた3つの梯隊(ていたい)で参加し、3年生はその先頭を更新する、学校の顔となります。

また、3つの梯隊の指揮と学校旗を持つのは3年生で構成される生徒会本部なので、3年生の時に観閲式がある場合は活躍できるチャンスがあります

射撃訓練

2年生も射撃訓練はしますが、2年生の射撃訓練が25m射撃であるのに対し、3年生は200m射撃となり、より実践的な射撃となります。

検定ももちろん行い、50点満点中45点とか言っていれば、同期からスナイパーと呼ばれる存在になると思います(笑)

銃剣道大会

銃剣道大会

これは3年生のみの行事です。

各学年で何らかのスポーツ大会がありましたが、3年生は銃剣道です。

12月上旬に区隊対抗の大会が開かれるので、10月ごろの部活の引退を機に練習が本格的に行われることになります。

ちなみに、銃剣道には防具が必要ですが、購入かレンタルを選べます。

購入する場合は、国産が10万円、外国製が5万円ほどで、レンタルは駐屯地の備品なのでタダです。

レンタル品はものによってはかなり臭く、汚いのでほとんどの人は購入を選択します。

区隊職員も部隊配属されたら使うから買っておいた方がいいとか言って勧めてきますが、正直言って自分でやろうとしない限り使うことはほぼ無いので、買わなくていいと思います。

もちろん、部隊によっては訓練で取り入れているところもあるかもしれませんが、僕は見たことがありません(笑)

現在防具は、実家のタンスで眠っています…

陸曹教育隊前の総合訓練

3年生のみの行事です。

これは学校案内等の資料には一切書かれていなくて、忘れかけれいましたが意外と大切なので紹介します。

高等工科学校を卒業して4月からは配属される方面隊の、陸曹教育隊で陸曹としての教育を受けるのですが、その準備教育が1月から2月にかけて行われます。
(一般部隊で行われている、履修前教育と同等です)

泊りとかではないですが、朝から晩まで戦闘訓練やハイポート、分隊教練漬けとなるので、かなり体力的にも精神的にも追いつめられると思います。

訓練は区隊ごとではなく、方面隊ごとに行われるので、4月から一緒に学ぶ同期が誰なのか確認する場にもなるので、ここでのコミュニケーションは意外と大事です。

方面隊ごとの特性なんかも教えてくれたりするので、指導に当たる職員に疑問に思ったことは質問しておくと、後々役立ちます

卒業式

最後の行事は、卒業式です。

この式の後、3年間学んだ高等工科学校を出ることとなります。

卒業式自体の流れは普通の高校と同じですが、入校式の時のように衆議院議員や防衛大臣等の大物が来賓としてくることがあるので、その辺は異質だと思います。いい意味で。

式が終わると、在校生が学校のメイン道路で花道を作るので、それを通って正門から出ていきます。
(出てそのまま帰るわけではないので、また戻りますが(笑))

その後は私服に着替えて制服を返納し、同期や区隊職員へ別れを告げて、家に帰ることになります。

おわりに

最後までお読みくださりありがとうございます。

今回はちょっとだけ写真も入れてみましたが、いかがだったでしょうか?

3年生は思い出としてもとても色濃く残っていますし、言葉では表せない経験・体験をすることができ、最も成長する学年だと思います。

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