高等工科学校~2年生の主要行事~

高等工科学校

当ブログへお越しいただきありがとうございます。

今回は、高等工科学校の2年生で経験する主要な行事について紹介していきます。

各学年共通で参加するような行事についても、2年生視点で紹介できるものがあれば書いていきます!

高等工科学校が二学期制(前後期制)を採用しているので、前期と後期に分けて紹介していきます。

その他の学年の主要行事につきましては、以下の記事をご覧ください

前期

前期は、4月~10月の間です。

銃貸与式

4月に入り、2年生に昇級すると後輩ができるだけでなく、小銃という新たな相棒と出会うことになります。

僕が在学中は64式小銃という旧式の銃が貸与されていましたが、数年ほど前からは一般部隊で使用されている89式小銃へ切り替わっています。

銃貸与式では、区隊長が「銃!」と言いながら渡してくるので、生徒も「銃!」と復唱し、渡された銃に刻印されている固有番号を確認し、受領します。

一応自衛隊の儀式であるので、制服と白手袋を着用し、式に臨みます。

生徒が自衛隊へ入隊してから初めて小銃を手にする瞬間なので、当時はすごく嬉しかったですね^^

授業参観・体育祭

G.W.直前になると、授業参観とその翌日に体育祭が行われます。

これは全学年共通の行事で、保護者の方は来校すれば息子さんの成長した姿を見ることができます。

体育祭に関しては、リレーなどのの普通の種目のほか、各学年の種目が行われます。2年生については、棒倒しだったと思います。
(騎馬戦だったような気もします…。)

そして、1年生の記事を書いたときに忘れていたのですが、全学年共通の種目として、「自衛官への道」という伝統種目があります。

自衛官への道は、生徒が自衛官へなる過程をリレー形式にした対称区隊対抗戦です。
1年生が制服と課業カバンを持って、2年生が迷彩服姿で木銃を持って、3年生が区隊旗を持ってという感じです。

ちなみに、対称区隊というのは、各学年の同じ区隊のことを指し、例えば1年生の1区隊と2年生の1区隊、3年生の1区隊が対称区隊となります。
(体育祭の応援もこの対称区隊単位で行います)

#1集中訓練

G.W.休暇が明けるとすぐに#1集中訓練が行われます。

4日ほどの駐屯地内で行われる集中的な訓練で、本物の小銃を使った本格的なサバゲー…ではなく、訓練となります。

小銃以外にも様々な自衛隊科目をこなしますが、中でも印象に残るのが、「催涙ガス体験」になると思います。

催涙ガス体験は、催涙ガスが充満したテント内に最初は防護マスク(ガスマスク)を装着して入り、防護マスクの効果を確認したうえで外して体験するというものです。

これがかなりきつく、涙や鼻水が止まらないのはもちろん、露出して直接ガスに触れている肌もヒリヒリして地獄のような体験になります(笑)

水泳訓練

7月に入ると、水泳訓練が武山駐屯地近くの長浜海岸をメイン会場として行われる遠泳訓練です。
これは2年生しか行わない行事です。

水泳訓練の前にその準備として長浜海岸のごみ拾い活動をボランティアとしてしに行きます。

内容としては、あらかじめ長浜海岸の海上にブイでコースが作られており、そこを可能な限り長時間泳ぎ続けるというものです。

ちなみに、まったく泳げない人が海へ行っても危険なだけなので、水泳の授業成績でA,B,Cの3つにグループ分けをし、Cが最も泳げないグループとして学校のプールや近傍の市民プールでの訓練となります。

また、A,Bにいたとしても、波のある海で泳げないなどがあった場合、Cへ移動することが可能です。

ちなみに僕はBグループで参加しましたが、海で泳ぐのが初めてで、波にやられてCグループへ移動しました(笑)
(早々に溺れたフリをして助けを求めたのは内緒です…)

富士総合火力演習研修

夏季休暇が明けた翌週あたりに、東富士演習場で行われる「富士総合火力演習」へ研修に行きます。

参加は2年生のみで、招待客のみ見学可能な日に研修を行います。

まだまだ暑い時期に屋根のない屋外で見学するので、熱中症で運ばれる人も何人かいましたが、目の前で装甲車や射撃が行われるのを見れるのはとても貴重な体験となります。

夜間訓練まで見るので、学校へ戻るのは夜遅くになりますが、これは今でもよい思い出として残っています。

個人的に見に行きたくてもなかなかチケットの抽選に当たらないので、確実に見れるのはうらやましいです(笑)

後期

後期は11月~3月の間となります。

自衛隊記念日観閲式

これは全学年共通ですが、観閲式自体が3年に一回しか行われないため、在学中に1回しか経験できない貴重な経験となります。

また、自衛官になってからも観閲式へ参加できるのは特定の部隊に絞られてくるので、自衛隊生活で最初で最後の参加になる人も多いと思います。

内閣総理大臣の前でパレードをするのですが、2年生からは小銃を持って参加することになるので、参加するなら2年生以上の方が様になって見えると思います。

なお、保護者の方が観閲式を見学したいという場合には、高等工科学校でチケットを手配してくれるので、息子さんに確認をしてみてください!

近畿現地訓練

秋口になると、近畿現地訓練が行われます。

これは2年生のみの行事で、僕の期までは京都や奈良の寺社仏閣を巡るただの修学旅行だったのですが、その後の期は寺社仏閣も見つつ、近畿地方の各駐屯地巡りだったそうです…。

現在はどうかはわかりませんが、数名の班をクラス内で作り、その単位で行動計画を立てて自由に京都市内を見学して歴史の見聞を広げてきました(笑)

ちなみに、制服で行動するので、かなり目立ちます(笑)

射撃訓練

11月には、射撃訓練が行われ、実弾を初めて撃つことになります。

初めて実弾を撃つので、小銃の反動に驚く者、武器を取り扱うということについて考える者などいろいろ感じたり考えたりすると思います。

また、初めての射撃検定も行い、実弾射撃の実施要領などもここで学ぶことになります。

なお、撃った後の薬きょうは全数返納するので、もし1個でも足りないとかになると、見つかるまで探し続けることになるので、取り扱いには注意しましょう。
決して隠れて持ち帰ろうなどと考えてはいませんからね(笑)

持続走大会

冬休暇を目前に、持続走大会が行われます。
これは、2年生のみの行事です。

内容としては、区隊対抗の駅伝大会のような感じです。

どの区隊も持続走大会が近づくと朝も間稽古などもランニングがメインになり、区隊職員もかなり熱がこもって指導してくると思います(笑)

時期的に寒いので、ベンチコートなどの防寒具は必須で、走る用の手袋などもあるといいと思います。

#2集中訓練

冬休暇明けには、#2集中訓練が行われます。

第1回目の催涙ガス体験のようなものはありませんが、より戦闘色の強い訓練内容になり、空砲なども使われる本格的な訓練となります。

基幹的には#1集中訓練と同じくらいですが、寒いしきついし大変です><;

また、空砲を撃つので小銃がスス等でかなり汚れます。
空砲を撃ったら手入れをしますが、これも結構時間を使うと思います。

2年生の大規模な訓練はこれが最後になりますが、3年生はもっと過酷で長い訓練が待っているので、ここでへばっているようでは、先が思いやられると思います…。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。

2年生は小銃が貸与され、後輩もでき、学校生活において自身と余裕も付き始める時期です。

そんな中、中だるみともいえる気のゆるみで、服務事故なんかも増えたりするので、ここで自分の欲求をうまくコントロールし、勉強や部活に励むことが出来れば、良い3年生になれること間違いなしです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました